事業紹介
フードツーリズムの実践的・理論的研究をベースに、旅行市場におけるフードツーリズムの促進およびフードツーリズムによる地域活性化に寄与することを目的に、年間を通じて研究活動フォーラム、研究記録の発表・蓄積、フードツーリズムの書籍に発刊などおこなっています。
年間の主な活動
JFTS研究大会
日本フードツーリズム学会研究大会(第7回)
■日 時: 2025年 2月15日(土) 13:00~ 17:40
■会 場:石川県政記念 しいのき迎賓館 [石川県金沢市広坂2丁目1番1号]
■参 加 費 :無料(研究報告のみ :非会員は対象外)
■主 催:日本フードツーリズム学会
基調講演:『食文化の宝庫:加賀料理が紡ぐ歴史と現在(いま)』
新澤 祥恵 氏
北陸学院大学 健康科学部 教授・学部長
【講師プロフィール】
専門分野は生活科学。現代の食生活における郷土食、食品流通の変化と食の地域性に関する研究が現在の研究テーマ。特に郷土食である「加賀料理」に造詣が深く、学術的知見を大学教育のみならず地域貢献に還元している。
著書に『食育と現代の食生活における課題』(北陸学院大学臨床発達心理学研究会出版グループ)、『新 調理の科学』(学文社)など多数。
【講演要旨】
我が国のほぼ中央に位置する石川県加賀地方は、東西の食文化が融合する地として知られています。さらに、地元で水揚げされる新鮮な魚介類や多彩な農産物により、豊かな食文化が育まれています。一方、金沢は藩政期以降に城下町として発展した都市であり、武家社会の生活文化や食文化が根付いています。それ以前には、「百姓の持ちたる国」として一向宗の影響を受けた歴史があり、浄土真宗が盛んな地域としての影響も色濃く残っています。こうした多様な歴史と文化を背景に、加賀料理が形作られてきたと言えましょう。
日本フードツーリズム学会研究大会(第6回)
■会 場:名古屋産業大学 3号館1階 313教室
■参 加 費 :無料(研究報告のみ :非会員は対象外)
■主 催:日本フードツーリズム学会
■基調講演:『四條流包丁儀式と尾州早すしの復活』
入口修三氏:四條流包丁儀式保存会十六代家元
日本フードツーリズム学会研究大会(第5回)
■会 場:東京経済大学 2号館 B201教室
■参 加 費 :無料(研究報告のみ :非会員は対象外)
■主 催:日本フードツーリズム学会
■基調講演:『信州から食の未来を探る:軽井沢発信のローカルガストロノミー』
渡辺万里氏:スペイン料理文化アカデミー主宰
日本フードツーリズム学会研究大会(第4回)
■会 場:ハイブリット開催(zoom&中央電気倶楽部214号室)
(非会員はオンラインのみ)
■参 加 費 :無料(研究報告のみ :非会員は対象外)
■主 催:日本フードツーリズム学会
■基調講演: 『美食観光都市サン・セバスティアン、その成り立ちに迫る』
山口純子氏:美食プロデューサー:スペイン在住
学会誌
日本フードツリズム学会誌 第4号
:2025/5発行:ISSN 2758-1810
■ 巻頭言 中村忠司 (1)
■ 論文
ホップ生産地におけるビアフェスティバルの現状と課題に関する一考察
:遠野ホップ収穫祭2023・2024の来場者アンケートを基に 石川美澄(2)
47都道府県における郷土料理を食する旅の移動距離に関する研究 大原高秋(9)
会津若松市におけるフードツーリズムの考察 熊谷涼、初澤敏生(17)
加賀の「伝統工芸と食文化」の相互補完関係:予備的研究と課題
野村京子、坂井ひより、薮下保弘、川﨑眞理子 (25)
フードツーリズムとハラールツーリズムの相乗的:発展可能性に関する予備的研究 毛利康秀(30)
ディスティネーションレストランの検証
:飲食施設はインバウンド地方誘客の観光目的足りうるか 山口一弥(38)
■ 研究ノート
奈良のガストロノミーツーリズムの可能性を探る:「奈良にうまいものなし」は返上できるのか
白石恵子(45)
大阪産(もん)の地域振興への活用とその課題
城元風花、田中遥菜、末綱彩雲、網谷香穂、富田さくら(50)
地域固有性を有するスムージーのフードツーリズムへの展開
:発酵を媒介とした地域資源再編集の汎用性に関するパイロットテスト
野村京子、薮下保弘、川﨑眞理子、小畑博正、坂井ひより、佐藤凛、廣瀬吉謙(56)
■報告書
現代の和食シェフの育成プロセスに関する調査研究
:日本の観光業界・外食業界における人材確保の現状と展望
浦崎直浩、梶原晃、葉山幹恭、村上喜郁 (61)
■ 日本フードツーリズム学会 会則 (62)
学会誌第4号_目次.pdf
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日本フードツリズム学会誌 第3号
:2024/5発行:ISSN 2758-1810
■ 巻頭言 中村忠司 (1)
■ 論文
発酵ツーリズムから生まれるまちづくりに関する一考察:石川県白山市鶴来地区を事例に
野村京子、藪下保弘、川﨑眞理子、坂井ひより、越田諒、野村千尋 (2)
食の生産・加工体験を通じた関係人口構築の取り組みと課題に関する一考察
:㈱雨風太陽による食育ツーリズムの取り組みを通じて 前嶋了二 (7)
ウナギを活用したフードツーリズムの発展可能性に関する予備的研究
:静岡県吉田町の国産養殖ウナギを事例として 毛利康秀 (15)
■ 研究ノート
「温・飲・食」の相乗効果による旅行者のウェルネス概念の変容
:千曲川バレーワイン特区協議会の事例から 傍嶋則之 (23)
地域固有性を有するスムージーのフードツーリズムへの展開
野村京子、藪下保弘、川﨑眞理子、小畑博正 (28)
大学生と中・高生が連携した食の開発:「みはる助っ人 中高生会議」の実践 初澤敏生 (32)
大阪産(おおさかもん)を活用したフードツーリズム研究 平島佳世子 (38)
「SDGs・食品ロス削減」を目標にした商品開発の研究
:江南市ガストロノミー醸成の事例から~ 加藤翔一郎、安田恭太朗、大西 憧 (43)
■報告書
〈視察研修報告〉「温・飲・食」の相乗効果による旅行者のウェルネス概念の変容 傍嶋則之 (49)
■ 日本フードツーリズム学会 会則 (50)
学会誌第3号_目次.pdf
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日本フードツリズム学会誌 第2号
:2023/5発行:ISSN 2758-1810
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日本フードツリズム学会誌 第1号
:2022/5を発行:ISSN 2758-1810
:ISSN番号取得に伴い「年報」の名称変更
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